ふと蘇る。(01/14 23:57)


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幼き日の青森市。

カセットテープが何十種類も揃えてある、小さな電気屋さん。

そこに輝くノマール、クローム(ハイポジション)、そしてメタルテープの数々。兄貴とともに様々なブランドの商品を片っ端から手に取り、品定めをし、あーでもないこーでもない(結局購入できるのは、お小遣いの範囲内のものと分かっていながらも)。そんなテープを家へ持ち帰っては内蔵マイク付きの赤いSonyのダブルラジカセでビートルズの曲を多重録音をしていた頃のことや。

学生時代、4トラックのカセットテープのMT-Rで、まずはドラムへマイクをスネアとバスドラムへ各1本、そしてアンビエンス用に上から2本の計4本を立てて録音し、その後ピンポン録音して2mixのステレオにまとめて、その後残りの2トラックへベースとメインギターを録音。またまたピンポンして、今度はオブリの楽器類の録音。またまたまたピンポンして、最後にボーカルを録音する際に、どうやら変な音圧があがってしまっていて、またベース録音からやり直し…等といった、あの頃はホントに歯痒くて、だけど今となっては、何にも変えられないホントに愛らしい思い出の数々。

気がつけばギターを弾いて歌を歌い、録音をして作品を作る今日この頃の日々。

そんな中で。以前よりふつふつと胸の内で思っていた、とある事。

それは。

今まで、そうして作り上げてきた作品ひとつひとつのこと。

もの作りをする人には皆それぞれにあると思うのだが、自分も作品を作り上げるまで、本当に様々の交錯する思いと向き合う。

特に「アキタノブオ」として発表する作品は、上記のアナログ気質丸出しで、録音から編集に関しても、結局は4トラックMT-Rのフェーダーを「あちゃー!」などとうめき声を上げながらいじっていたあの頃とさほど変わっていなくて(いや、勿論マウスやら何やら使用道具、もとい、機材等は違いますが)、少し専門的なことになるけど、基本的には、テンポやグルーヴを整える為の波形をずらしたり、ピッチを修正したりはしません(ブレスを入れたり消したり、声の末尾を整える事等は時々ありますが)。勿論ループを組む、若しくは効果音的に、または自然に聞こえるものを作り出す方向の編集はしますが、極力、基本は音の素材(録音の予期せぬ状況も含めて)をそのまま残す方向で制作をしてます。そして時間の限り何度でも録音し、演奏し、歌います。だから時間がかかるんです(←これはいいわけ、苦笑)。

前置きが長くなりましたが、何を言いたいのかというと。

そんな、たくさんの思いを込めて作り上げてきた楽曲達なんだ!と。
だから、販売終了した昔の音源も含めてどうにか発表できないものか!と。

さすがに、テープのMT-Rや兄貴と録音したビートルズのカバーまでとはいかないけれど、MDのMT-R(もうこの辺りで、なんのことやらさっぱりで、おネムになった方もいるかとは思いますが、続けます)で、発表した音源も含め、新たにマスタリング(CD等を制作する際の最後の各楽曲のバランスを整える作業)をして制作をしてみたいと。

昨年11月の暮れ。念願のリリースの目処がたち、そこから急遽準備を開始!

<画像:DSC_RCM1.jpg>
こちらや。

<画像:DSC_RCM2.jpg>
こちらにお邪魔をしてきました。

1/23日。過去の作品を新たにマスタリングをして、アルバムとしてまとめた音源を、配信リリースいたします!

そして。上記のリリースに際して。こんな僕の制作部屋より、Ustreamにて1/27(日)に上記音源のリリース記念として、ライブ?orトーク?or雑談?or?のスペシャル番組をお届けしようと思います(番組中、現在制作中の楽曲なども放送できればと)。→番組サイトはこちら

19:00〜の放送予定です。Ustream。勿論初めてですが、どうやらUstreamのアカウントは元より、TwitterやFacebook、その他のSNSのアカウントをお持ちの方は、番組でリアルタイムにコメントを投稿できるようですので、是非是非。只今そちらの準備真っ最中ですが、現在の所、番組の着地点等は特に決めていません。とにもかくにも、せっかくの機会ですので、是非「生中継」というリアルタイムのその時間を皆さんとともに楽しみたいと思っています。晩ご飯でも食べながら、何かの作業をしながら等、リラックスした雰囲気でご参加お待ちしてますね。

あれ〜ながーっくなってしましましたが!

配信リリースの楽曲の詳細についてはまた後ほど。

それでは!では〜


2013 1.14 のぶお。



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